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2016年、ナバホ族の中でも独自のスタンスを保ち続けてきた孤高のジュエリー・アーティスト、Henry Calladitto (ヘンリー・カラディット)と、MICのプロデューサーMOTOとの出会いによって誕生したブランドが”Henry Calladitto for MIC★MOTO”。 MOTOのディレクションの下、ニューメキシコの工房でヘンリー・カラディット自身の手によって1点1点作られる品は「誰でもが買える」大量生産品とは異なり、大変貴重なアートピースとなっている。

”Henry Calladitto for MIC★MOTO”は主にヘンリーが得意とするナバホ族の代表的な技法であるスタンプワークを駆使して作り出されている。ウォーター、クラウド、サンライズ、ステップス、マウンテン、ライトニング等の独自のスタンプが打ち込まれた商品は、オーセンティックでありながら上品で身に着ける人を選ばないシンプルでモダンなネイティブ・アメリカン・ジュエリーとなっている。
また2017年には、第19回サウスウエスト・インディアン・アート・フェアーで最優秀賞を受賞した作品にも用いられたイーグル・フェザーをモチーフにしたカフをリリースする。銀板を切り、削り、叩き、曲げて1点1点魂を込めて作られるフェザー・カフは、ヘンリーが定番として作り続けてきた3/4インチに加え、ひと回り細い5/8インチを別注。更に、金メッキの100倍近くの厚さとも言われている12金ゴールドフィルド(金張り)・ワイヤーを用いて高級感を加えたものもラインナップされる。

ジュエリーを作り始めて39年、「自分で作ったものは自分で売る」をモットーに、これまで誰ともパートナーシップを結ぶことなくやって来たヘンリー。彼の作品は店舗やギャラリーで取り扱われることもなく、米国の各地で開催されるインディアン・マーケット等でのみ買うことができる。1年に1回訪れるLAにもたくさんのファンを抱え、インディアン・マーケットではブースの周りに常に人だかりを作り続けている。

ペンダント10,000円より、カフ18,500円より、マネークリップ18,000円

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HENRY CALLADITTO PROFILE
ヘンリー・カラディット プロフィール

1962年 ニューメキシコ州クラウンポイント生まれ。現在はニューメキシコ州プレウィットにてジュエリー製作を行っている。
ヘンリーは15歳の時に2人のお兄さんがジュエリーを作っていたのを見て、見よう見まねでジュエリー製作を始め、それから今日まで38年間ジュエリーを作り続けている。そして過去に、インレイワークを得意とし数々の受賞歴を誇るトップアーティストの1人に師事していたこともあることから、スタンプワークの他インレイワークも得意とする。
2012年にArizona State Museum(アリゾナ州立大学美術館)で開催された※19th Southwest Indian Art Fair (第19回サウスウエスト・インディアン・アート・フェアー)において、フェザーをモチーフとしたスタンプとオーバーレイを施したスターリングシルバー製のポタリ―(Seed Bowl又はSeed Pot等と呼ぶ)を出品し、2012 Award of Excellence in Jewelry(ジュエリー部門の最優秀賞)を受賞した。
また、2015年に第一弾のコラボレーションをしたAARON JOHN(アーロン・ジョン)とも親交が深く、一緒にバンドを組んでいるバンド仲間でもあるという。

※Southwest Indian Art Fair (SWIAF)
毎年ツーソンのアリゾナ州立大学内にあるArizona State Museum(アリゾナ州立大学美術館)の前の芝生で覆われた広場に200名を超える様々な分野のアーティストが集って開催される特別なアートフェア―。しかし、州から資金が出なくなったことと人材不足を理由に23年間続いてきたこのフェアーは、2015年をもって終了してしまった。

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