about REID MFG
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REID ROLON

テキサス出身のREID ROLON(リード・ロロン)は10代の頃はサーフィンに明け暮れていたサーフ・キッドだった。だから1年中サーフィンができる場所を求めてカリフォルニア州ニューポートビーチに移住した。そして歯科技工士などの様々な仕事に就きながら80年代初頭の頃よりジュエリー製作を始めた。一方ガレージバンドにも明け暮れ、その頃結成していたバンドはハリウッドにまで名を轟かせるほど有名になったがメジャーデビュー寸前に解散してしまった。

その後偉大なる師GABOR NAGY(ガボール・ナギー)氏と出会い、90年頃よりガボールのパートナーとしてガボールのジュエリー製作に従事した。当時のガボールのショップ(工場)はもともとバンドの練習をしていた倉庫だったこともあり、バンド活動がジュエリー製作へと変わっただけでその生活の変化は自然だったという。そしてガボール氏が他界した1999年までの8年間、彼は唯一無二のパートナーとして公私を共に過ごした。

そしてガボールが死去した後半年を経て独立。1999年に自身の名を関したブランドREID MFGを正式にスタートさせた。そのコレクションは自身の持つサーフ、ロック、モーターサイクルという、西海岸を象徴するカルチャーにルーツを持つもので、それは氏から受け継がれた「重厚さ」と「無骨さ」を兼ね備えた大胆で装飾的な“ゴシック調”なスタイルに、リード独自の“サーフ”テイストとエッジの効いた「鉄の塊」の様なソリッド感を融合して完成されたものとなった。そうして確立された独自のスタイルは、一見してREID MFGの製品とわかる程の世界観を作り出している。また、リードは粗悪なコピー品が作られようとも全く気にせず、常にオリジナリティーを追求し続けるところも「師の志」を受け継ぐ、まさしくファミリー魂の一番の継承者たる所以である。

リードはデザインから仕上げまでの全工程を自身の手で行う希少なシルバースミスである。そのスタイルはスタートから24年経った今も全く変わっておらず、REID MFGのアイテムは“正真正銘”本人による“オールハンドメイド“の作品とも呼べるものとなっている。その為生産量が非常に少なく、それを手に入れることができる人はとても限られている。

本文はリード・ロロン氏への独自取材を行い作成されました。盗用や剽窃は許されません。

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