※3 ネオ・ティキ・アーティスト達
シャグ、オースティン、シュモルツ等を筆頭に、マーク・ライデン、ケーナン・キャンベル、デーブ・バーク、オズ・ギャング、クープ、ザ・ピッズ等、日本でも一部においてその名をとどろかせ始めているアーティストもいるが、まだまだマイナーな感が強い。主にはサーフィンのメッカであるカリフォルニア州南部に起源をもつ"ホットロッド・カルチャー"の流れを汲む"カスタム・カルチャー"と呼ばれているカルチャーにおいて活躍しているアーティストにティキを描いているアーティストが多くいる。*ロバート・ウィリアムスもその一人に挙げることができるだろう。彼等のティキを描いた作品は"TABOO:THE ART OF TIKI"というオーストラリアのギャラリー(OUTRE GALLERY)が出版している本に多数見ることができる。
*ロバート・ウィリアムス
"カスタムカルチャー"の第一線で活躍している人物で、今やLA在住のアーティストの家にはたいてい彼の作品が飾られているといっても過言ではないほどの人気アーティスト。一時はその表現の過激さにより発禁騒動にまでなったガンズ・アンド・ローゼズのライヴ・フロム・ザ・ジャングルのジャケットは彼の代表作の1つでもある。米国では「いつかはオリジナルを・・・」と言われる程の憧れのアーティストである。
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