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<<< WHAT'S "POLYNESIAN POP CULTURE"? - 1 >>> |
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それは『ティキ』と呼ばれる南洋の産物が米国にカルチャーを巻き起こすまでのものとなったことに由来する。
米国において禁酒法(1920-33)が解けた後の1934年、ハリウッドではハイプルーフ(高精度)のアルコールが必要とされた。そこへニューオリンズから移住してきたアーネスト・バーモント・ガント(後にドン・ビーチと改名した)料理店主がハリウッドにポリネシアの楽園とも呼べるバー(ドン・ザ・ビーチカンバー)を開き、ラムをベースとした小さい紙製のパラソルがトッピングされたトロピカルドリンクと南の楽園を思わせる店内の雰囲気を持ってハリウッドの人々(特に映画関係者達)を魅了し、米国における"ポリネシアン・ポップ・カルチャー"の先駆けとなった。『ティキ』が"ポリネシアン・ポップ・カルチャー"において重要になったのは、このトロピカルドリンクがきかっけだった。正しい"ティキ環境"を確立する為にはトロピカルドリンクは絶対に必要だったのである ...
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