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ARTIST・DESIGNER-アーティスト・デザイナー アーカイブ

2007年10月26日

運命を信じますか?

昨日俺のLAの知り合いの代理人を名乗る人から会社に一本の電話が入りました。
「今CHAZ(チャズ)が来日しておりまして、今週の土・日にTOWERE RECORDS渋谷店のB1にあるSTAGE ONEでイベントをやるのですが、CHAZがMOTOに連絡を取って欲しい。」
とのことでした。
彼が来日することは先日たまたま見た雑誌(確かWARP?)で知っており、近所だしどちらにしろ見に行くつもりだったので、この一本の電話はとても嬉しかったです。

ここで、CHAZを知らない人の為に、簡単に説明を。
フルネームは、CHAZ BOJORQUEZ(チャズ・ボホルケス)。1949年、LA生まれの57~58歳。西海岸の、いやアメリカのグラフィティー界のゴッド・ファーザー的人物で、ストリートの落書きをアートのレベルに引き上げ、数々の作品がスミソニアン博物館を始め、15の公立、州立のミュージアムにパーマネントコレクションとして認定されている。とにかく本当に、本当にスゲー人。また、ギャングと繋がる秘話など、とにかくスゲー人。

何で、こんなに詳しいかって?
なんたって、CHAZを日本に公に知らしめたのがきっと俺だから・・・
2002年3月、銀モノ・スタイル7というシルバーアクセ本の取材でLAに行った際、そこに集められたアーティスト等の中にいた・・・というと語弊がありますが、その中でも一際別格で目立っていだったのがボス的存在のCHAZでした。そして帰国後もCHAZのことが忘れられず、すぐトンボ帰りしてイーストLAにある彼の自宅を訪ね、MICでのアートショーの話を持ちかけ、同年9月~10月にかけてMICでアートショーを実現させたのでした。
その時の記事が今でもMIC@WEBの"ART GALLERY"に残されているわけです。
http://www.micworld.com/gallery/

本来「ジュエリー専門店のMICが何故グラフィティー・アーティストを?」
それは彼の格好良さもそうでしたが、作品にスカルが多く描かれていることでした。しかも笑ったスカルが・・・

で、何が「運命か?」っていうと、今から本題ね。
昨日は風邪で体調が悪かったので、少し早め(と言っても23時過ぎですが)に会社を出て、いつもどおり車で仕事場から帰る途中、神泉の交差点の信号で止まっていました。体調不良だった為、少しボーっとして道路の反対側を見ていたら、そこにあったコンビニから4人の外国人が出てきました。そのうちの1人が・・・
ってことで、ソッコー車を道路に乗り捨て、横断歩道を走って渡り、「HEY! What's UP?」と5年ぶりの感動の再会を始めようとしたら・・・横断歩道を走ったのと、風邪で声が全然出ない。普段に輪をかけてのかすれ声。&まっ暗な路上。彼は「こいつ何を言ってんだ?」みたいに目が点・・・しかし、それでも俺はひたすらしゃべり続けていた。そしたらやっと俺であることに気付いてくれ、「Hey, brother・・・・」とようやくちゃんと再会が始まったのです。
そしたら、なんと彼らが泊まっていたのは俺の家と1kmと離れていないホテルでした。
これって、「運命」?「ご縁?」なのか、とにかく昨日の夜は風邪にも関わらず興奮してなかなか寝付けませんでした。
で、もちろんブログ用に撮ってきました。が、あまりの興奮でライトをONにし忘れてしまい、暗くて何だか怪しい写真に。
1_chaz.jpg 2_moto%26chaz.jpg

で、そのCHAZが明日、土曜日MICに遊びに来ることになりました。
時間はたぶん午後2時頃。このゴッド・ファーザーを一目見たい人は是非お立ち寄りあれ。

ところで、MIC店内にも2003年よりずっとCHAZの絵が飾られているのをご存知でしたか?
1990年の作品で"SOMOS LOCOS" といいます。このブラックバージョンはアメリカンアートミュージアムやスミソニアン博物館の永久コレクションとして認定されており、世界にたったの20枚しか存在しないとても貴重な版画です。他にレッドバージョンもあり、120枚刷られています。
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今回の来日イベントに関わる詳細は以下のページで見れますので、興味ある方はチェックしてみては。
http://www.kazemag.com/

以上、写真は全てモノクロではなく、あくまでもカラーです。あしからず。

2007年10月30日

運命・・・その後

まさに「運命」的な再会をしてからのこの土・日は、まさに激動とも呼べる思い出深い2日となった。
まず、土曜日のことから綴ろうと思う。
27日(土) 
台風20号が上陸し、都内は1日中大雨に見舞われた。
13時、どしゃ降りの雨の中、偶然の出会いの時にした約束通りCHAZ(チャズ)とその他3名の仲間達を近所のホテルまで迎えに行った。
挨拶を済ませ、全員駆け足で俺の車に乗り込んだ。そして、約束通り彼の絵の飾ってある俺の店に向かおうとした時に、「日本の家にタグ描いたことはあるの?」と聞いたら、「NO」。「じゃあ、俺の家に描いてよ。ということで進路を変え、まずは自宅に立ち寄った。
そして、まずはリビングに飾ってある彼の絵の横で写真を撮り[①]、時間の許す限りタグを描いてもらった。
まず、絵の入った額の裏から。彼は丁寧に絵のタイトルから描き始め[②]、気持ちと時間を込めて丁寧にタグを書き上げてくれた。俺はもっと気軽に考えていたのだが、ペンが細かったせいもあるのだろうが、彼は一筆書きの簡単なサインはせず、何本もの線からなるとても凝ったものだった。[③]
その後、プレゼントでくれた彼の作品集、色紙にも描いてくれた。[④]
そして、その後一息ついて、いよいよ日本初となる「家描きへ」。とは言っても、もちろん室内である。それもチャズに習ってのことだが、彼の家には全米の名だたるグラフィティー・アーティストのタグが描かれているのである。まるで彼の家の壁に書いてこそ一人前と認められるかのように皆こぞってタグを描きに来るのだという。さすがはカリフォルニア最大のグラフィティー集団、「The Seventh Letter」のキーパーソンである。ちなみに、このセブンスレターの意味を今回チャズから聞いたのだが、なるほど「アルファベットの7番目の文字がGRAFFITIの"G"だから」なのだそうである。おそらく、この意味を知る日本人はそう多くないはずである。
話しはそれてしまったが、そこで選んだのは常に自分の鋭気を養う地下のトレーニングルームのサンドバックの横。[⑤]これで毎朝ますます気合が入るに違いない・・・
[①]27_01_svld.jpg[②]27_02_svld.jpg[③]27_03_svld.jpg[④]27_04_mag1.jpg[⑤]27_05_wall5.jpg

そして、店へ。まず、たくさんのタグを描いてもらったお礼と兄弟の契りという意味を込め、俺のブランドMIC&CO.から、彼の一番気に入ったスカルリングをプレゼントした。彼は、早速ウェストコーストを意味するギャングのサインをひっくり返し、MICの「M」を作って見せ、「一緒にやろう」と言って撮ったのが以下の写真である。そして、もちろん彼の絵の前でも同じポーズで。[⑥⑦]
[⑥]27_06.jpg[⑦]27_07.jpg

そして、日本の蕎麦を素早く堪能し、ますます強くなる雨の中をイベント会場となる渋谷のタワーレコードへと向かった。[⑧]第1日目となる土曜日は、スライド・トークショー。彼の意味深い作品の数々を1時間近くにわたり、彼自身が丁寧に解説した。彼がイーストリバーに描いたグラフィティーに別のエリアのギャングDOG TOWNがやってきてタグを上描きしていった話や、友人だったキース・へリング他なくなったアーティスト達を弔った作品のこと等々・・・チャズ先生の講義はとても興味深く、楽しかった。学校の授業もこれぐらい楽しければずっと座っていられたんだが・・・
写真は店に飾ってある"SOMOS LOCOS"の解説をしているところ。[⑨]最後には、この度発売された彼の作品集を購入した人全員に丁寧にタグを描きながらコミュニケーションをとっていたやさしい、チャズだった。最後に、同行したスタッフとともに。[⑩]このとき何故かたくさんのカメラからフラッシュが光ったので、視線がバラバラに・・・誰か決まった写真持ってる人いたら送ってください。
[⑧]27_08.jpg[⑨]27_09.jpg[⑩]27_10.jpg


28日(日)
台風20号が去ったお陰で25度を上回る5月並のとても暖かい一日だった。
2日目は、ライブペインティングを見せてくれた。前日の悪天候のせいもあってか、開始前から会場は超満員だった。そこへ仲間とともにお邪魔させてもらってきた。
この日は前日と違い、DJも入りクラブさながらの雰囲気の中、チャズはかなり緊張した表情で現れ、筆を使って独特のオールドイングリッシュを丁寧に描いていった。[⑪⑫⑬⑭]
[⑪]28_01.jpg[⑫]28_02.jpg[⑬]28_05.jpg[⑭]28_06.jpg

そしてイベント終了後、楽屋にて仲間を紹介し軽い談笑を。[⑮] 同行した魔裟斗もショーは見たものの時間が無く次の予定へ。残念ながら紹介できずだった。[⑯] そして、次の開催地大阪での成功を願いつつLAでの再会を約束し、激動の2日間に幕を閉じた。
[⑮]28_08_s.jpg[⑯]28_07_1_s_2.jpg


ところが、この話しまだまだ続きます。今日は疲れたので、また後日。
そして、この「激動」の2日の合い間には、実はこれだけではなく、もう1人の海外からのゲストを迎え入れていた「番外編」のストーリーがある。が、今はとにかくこの余韻で胸が一杯なので、そのことについては日を改めて報告しようと思う。

運命・・・その後 PARTⅡ

昨日、29日月曜日昼過ぎ。携帯が鳴り、見ると公衆電話からだった。前日別れを告げたはずのチャズの仲間の1人、GUSTAVO(ガスターボ)からだった。「今から皆で店に行きたいんだけど、店にいるか?」というので、「OK待ってるよ」と言ったら、「じゃあ今からホテル出てタクシー拾ってすぐ向かうよ。」というので、すぐさま俺も店に向かった。
その約10分後、彼らは店にやってきた。そして挨拶が終わるやいなや、チャズが長さ80cmほどに丸められた筒状のものを「Thank you! It's a gift for you.」と言いながら俺にくれた。
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このサプライズな出来事にすごく心打うたれた。
それから、お互い2日間の出来事のお礼を言い合った。そして俺が発した一言にチャズの目が一瞬潤んだように見え、その時は正直俺もやばかった。
何分東京最終日だったので彼らも次を急いでいたようだったが、最後に「店にもタグを描いてってよ」というお願いにも快く応じてくれた。そして、最後に描きあがったタグをバックに「ウエスト・コースト」&「ミック」の親睦ポーズを決めて記念撮影。
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その後、再度LAでの再会を約束し、皆で強いハグを交わし、彼らは去ってゆきました。
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尚、描きあがったタグは皆さんに自分の目で確認して欲しいので、ここにはアップしません。
また、頂いた筒の正体は後日発表します。

以上、運命的な出会い話から始まって3回に渡り綴ったチャズ・ネタは、興味の無い人にはまったく退屈な話になってしまったと思う。しかし、10年前のオープン当初西海岸ジュエリーオンリーだったMICにとって、西海岸のストリートカルチャーは最も重要な要素で、グラフィティーは西海岸カルチャーとは切っても切れない関係にあるのだということを理解いただきたい。
そして、チャズという人物は、西海岸を代表する様々なカルチャーと関わるLAの重要人物なのです。
また、俺を「スカル中毒」にした重要人物の1人でもあるのです。
この俺の「スカル中毒」にまつわる話を、次回(11/10)発売のSENSEでは秘蔵コレクションと一緒に物語っているので、そちらも是非チェックしてください。本邦初公開のアイテムも掲載されます。

ストリートの落書きから始まった、チャズの作品がしかもスカルのアートが公立のミュージアムの永久コレクションとして認定されるまでになったことは、俺が10数年前にまだ市民権を得ていなかったスカルのジュエリーを輸入し始め、その数年後に伊勢丹という老舗百貨店に納め、今では売り場の人気アイテムの1つになっている・・・ということにも何となく近いのでは・・・なんて勝手にこじつけ、少しでも自分とチャズとの距離を縮めようと思い込んだりもしてみましたが、やはり桁違いでした。チャズの年まであと19年。19年後の俺は果たしてどうなっているのだろうか?
まあ、どうなっていようと、チャズのように温かく優しい人でいれればいいかな?と思います。
おわり。

2007年11月09日

もらった筒の正体は・・・

とうとう1週間さぼってしまった。
それにも関わらずまたしてもチャズネタになっちゃいますが、「またかよ~」と思わずにそこはご勘弁あれ。
今日(正確にはもう昨日)、ちょうど1週間前に頼んでいたものが出来上がってきた。
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そう、チャズがくれたギフトの正体がこれ。それが今日特注していた額に入ってきた。
早速そのまま店に飾ったので、実物を見たい人は是非ショップにお越しください。
年内一杯くらいはショップに飾っておくつもりです。
実物はかなりヤバイです。必見の価値あり!
スタッフも皆絶賛&欲しがっているくらい。

2008年02月18日

春におススメです・・・SHAG(シャグ)

最近気分転換によくオフィスの模様替えする。
この度は春も近いと言うことで、先日我社のオフィスのミーティングルームの横にSHAG(シャグ)のとても大きな絵を飾った。(幅125.5cm×高さ91.5cm)
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どうですこのでかさ?
この絵は「The Discerning Guests」というもので、これまでリリースされたシャグのセリグラフ(版画)の中では最大級のもの。2003年にたった150枚しか刷られず、当時俺がやっていたギャラリーに3枚だけ割り当てられたうちの1枚。もちろん直筆サイン入り。
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他にもこんな感じで飾っている。(只今ブルー系な感じ)
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シャグというアーティストは近年ピンクパンサーを描いて日本でも大ブレイクをしたのでこのタッチに見覚えのある人は多いだろう。このタッチは結構一度見たら忘れないと言う人が多く、藤井フミヤさんをはじめ多くの著名人達も虜にさせられていたものだった。
俺なんかは、作品をひと目見たその時から気に入って、アメリカ中の個展に足を運び、本人を探してオレンジカウンティの家まで会いに行き、その果てにはギャラリーまでやっちゃったほどのめりこんだものだった。シャグとの出会いが俺をアートの世界へ導いたと言っても過言じゃない。

たかが「絵」、されど「絵」だが、「絵」は気分転換にはとても効果的なものだと思う。
だから、俺の家には至る所に絵が飾ってある。

まあとりあえずこのタッチが気になった人は是非以下をご覧下さい。
2006年夏まで俺が恵比寿に構えていたギャラリーで販売していたもので、全て5枚程度しか入荷してこなかったものだが、まだ購入可能なものもあるので気に入ったものがあれば是非お問い合わせを。

しかも、このブログを見てお問い合わせ頂いた方には特別に表示価格の30%OFFにて販売しちゃいます。(3月15日まで)
もちろん上で紹介した「The discerning...」も対象。店とかやっている人、良いんじゃないでしょうか?

http://www.m1gallery.com/brands/shag/

尚、お問い合わせはinfo@micweb.jpまで。


2008年02月28日

出張レポート(第2の故郷LA編)・・・おまたせしました

帰国後39日・・・遅すぎてもう記憶が薄れ始めている。
昨年は諸業務に追われすぎでたった1度きりしか里帰りできなかった。
こんなことはこの仕事を始めて以来初めてのことだ。だから、昨年はバイオリズムが狂いっぱなしの1年だった。
そんなわけで今回のLAは7泊8日。久々に故郷を満喫することができた。
その分ここに記したいことも当然多いわけだが、ネタは新鮮なうちが良いわけで、腐ってしまうと困るネタからお伝えしよう。
ということで、今回ミーティングをしてきた数いるデザイナー達のうちまずは皆さんにお馴染みのデザイナー達とのことをレポートしようと思う。

TRAVIS WALKER (トラヴィス・ワーカー)
一昨年の11月以来、かなり久しぶりの訪問だったが、とりわけ何も変わったこともなかったので軽く世間話をして帰ろうとしたところ、発見してしまった・・・こんなまぶしいレザーの端切れを。もちろん買い・・・と言うことで、ご覧のとおり5個分ぎりぎりしかとれないレザーから、世界に1個×限定5個のウォレットをオーダーしてきた。しかもミック限定のスカル&クロス他未公開アートワーク(1月15日時点)を2つ使用し俺とトラが考えに考えたカラーコーディネートによって誕生した超カカスタム仕様!
さらに今回使ったこのシルバーメタリックのレザーは今後も入荷予定はない(1月15日時点)ということなので、レアモノ好きの人は必見!
その他にも入荷ほやほやだったレザーからも今年っぽいものをいくつかオーダーしてきたのでそちらの方も乞うご期待!!どちらも近日入荷予定につき、ミックのブログをまめにチェック4649。
スタッフも間違えたので一応言っておきますが、決してトラが2人いるわけじゃありません。トラは向かって俺の右。向かって左はお兄さんのチャック。しかし、激似っす。
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ここでMOTOLOGならではのうんちくを1つ。
これまでHELLS ANGELES(ヘルズ・エンジェルズ)を知るカリフォルニアのバイカー達の間ではSKULL&WING(スカル・ウイング)モチーフを使うことはご法度だったらしいのだが、最近それがあるポイントをクリヤーしていれば「解禁」ということになったらしく、描いたもの(写真下のもの)だと言うこと。

そして、これはプレーンなサンプル。1ヶ月以上何の問題もなく俺の愛用物として活躍中!懸念していた色落ち、色移りもナシ。
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STANLEY GUESS(スタンリー・ゲス)
LAに入って翌日まず最初に会いに行ったのが彼だった。今はもうビジネス上の付き合いはほとんどなくなってしまったが、時折時間があるときには世間話をしに立ち寄らせてもらっている。今でこそ自身の名を冠したブランドを展開しているが、CHROME HEARTS(クロム・ハーツ)の影武者からGHOST(ゴースト)の影武者へとずっと裏方でシルバー業界を支え続けてきた言わずもがなシルバー界の最重要人物の一人。
彼の場合はシルバースミスやデザイナーと呼ぶよりはメカニックと呼んだ方がふさわしいほど、機械的な動きのあるモノ作りに卓越している。その卓越した技術がどうしても欲しく、知人を通じて交渉に交渉を重ねた末にやっと会いに来てくれた時の感動は今思い出しても背筋がぞくっとするほど興奮したものだった。"Mr.Chrome Hearts"そう呼ばれていた彼の存在を知るほんの少数の仲間に入れたときの感動は今でも忘れない。そんな「感動」とともにスタートしたブランドがGHOSTだった。影武者だったスタンレーが「裏から表へ」と出ることになったきっかけが以下MICのホームページに綴られているので、よろしければ是非。
http://micweb.jp/brands/ghost/wireppuller.html

しかし、今現在スタンリーの商品を売っている人達はこんな過去のことを知っているのだろうか?・・・とたまに思う。ついでに言えば、「PAHTOM(ファントム)とかARMOR(アーマー)とか」ってコレクション名は以前からGHOSTが使っている通り俺達が考えた品名なんだよね。それだけじゃなくコンセプトやデザインも。だからスタンリー・ゲスとなった今は彼をディレクションしてあげている人が、どんどん新しいアイデア出して、新しいことをやって行って欲しいね。そうじゃないとスタンリー自身も可愛そうだし。

更に言えば、人が引っ張ってきたり確立されたブランドを寄せ集めて売るのもいいけど、店やってるんなら新しいことにチャレンジしたり、1からプロデュースしたブランドを1つくらいは持つべきではないだろうか?それが「店の特性」を生み出し、「オリジナリティー」や「差別化」になるわけで、そうすればもっと世の中面白くなるんじゃあなかろうか?まあ、金儲けしか興味ないんなら別だが・・・あつ、これはあくまでもインポートジュエリー業界のことで、服屋は別なので悪しからず。
俺はこれまでにいくつものブランドや何人ものデザイナーを世に送り出してきたけども、とにかく1からブランドをプロデュースするってホント大変なんだよ。それぞれがそれぞれで引っ張ってきたり、育てたりしたブランドで勝負できたら世の中面白くなるんだろうな?
・・・とにかく世の中頭にくることが多い、多すぎる・・・だからこれは俺の愚痴でもあり本音でもあり、願いでもある。
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だいぶ長くなってしまった。でも俺のブログだし、ときにはこんな本心も書き記しておきたいものだ。
そして、我がスタッフ達へも伝えておきたいことだし。
スタンリーのことで勝手にここまで盛り上がってしまったので、せめてものお詫びにこれまで会社資料として金庫に大切に保管されていた、当時彼がGHOSTの為に開発してくれた数々のサンプルを近日ミック恵比寿にて大放出します。珍品多数につき、ゴースト、そしてスタンリーファンは必見。

REID MFG(リード・エムエフジー)
"コアな男の中の男の為のブランド"だと思う。これは我がミックが目指しているところと同じベクトルだ。
西海岸には数多くのジュエリーブランドが存在するが、この業界に長くいる俺でさえ、デザイナー本人が発想から仕上げまでの全工程を全て自身の手で行っている者は今も昔も彼しか知らない。
MFGとはManufacturing(マニュファクチャリング)つまり「製造過程業」の略であり、このスタンスこそが以前彼が在籍していたGABORATORY(ガボラトリー)時代から変わらぬスタンスであり、常に100点満点の商品しか世に出さない職人魂と言えるであろう。「キャスト」と呼ばれる量産型の製造方法を使いつつも1月に生産されるアイテムの数は3~10点という、今も昔も変わらず「欲しくても買えない。」ブランドである。
現代ほどモノに満たされていなかった10年以上前、「金があってもコネがなくては買えない。」ブランドだったのがGABOR(ガボール)だった。
そして、モノが溢れている現代も尚「欲しくても買えない。」ブランド・・・まさに「男の浪漫」を貫くブランドがこのリード・エムエフジーだ。
あれだけ来日が待たれつつ9年前に世を去った彼の恩師である故GABOR(ガボール)。そして、日本でこれだけ名を馳せながらも来日する気がさらさらないリード、2人はこんなところまで似通っているのである。そこで、コアなリードファンの為に写真多目に載せておきます。
天気が良かったので近くのモールへ彼のコレクションするヴィンテージバイクで出かけたところ。
この日はたまたま恩師ガボールが他界して丸9年を迎えた日だった。彼は例のベースボールシャツを羽織り喪に服していた。
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おまけショット。
昨年10月、カリフォルニアのマリブを襲った大きな山火事の後遺症は今も尚痛々しく残されていた。これはリードのショップのすぐ真上にあるお城のような豪邸。
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最後に、これもおまけ。予告!
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その他、CHAZ(チャズ)やBUCKY(バッキー)といった異業種アーティストとも交流してきたが、そちらはそちらでまた面白いエピソードがあるので、近日アップします。乞うご期待。


今日も長いブログに最後までお付き合い有り難う。世界最長目指して頑張ります。なんて。
そして今日ももうすぐ会社の椅子に座って20時間が経とうとしている。ホント最近ずっと過労気味。
温泉でも行きてーなー!

ではまた。

2008年03月02日

出張レポート(第2の故郷LA編)3・・・オフショット

1月11日、LA入りした晩に即BUCKY(バッキー)と合流。LAxTOKYOのうさんくさい野郎2人でタイ飯 in ハリウッド。
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次の日の朝8時頃、突然バッキーからのモーニングコールが・・・「ファッキン・ハイクいかねーか?」
基本的に俺は学生時代の合宿では「誰が松本先輩起こし行く?」と後輩がもめるほど、寝起きがよくない。だから即答、「NO.」
しかし、アポは午後のスタンリーのみ。「ハイク(hike)」って言ってもよく分からないまま、「多分単なる軽いウォーキングだろ。まあハリウッドの朝の散歩も悪くないか?」と思いコールバック、「いいよ行っても。」・・・その後すぐ車で迎えに・・・何故?・・・車に乗ること約10分・・・車を路駐し向かった先は・・・
Runyon Canyon Park(ランヨン・キャニオン・パーク)。
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すると、いるはいるは歩きに来ている人がいっぱい。犬連れ、家族、ゲイカップル、モデル・・・キャメロン・ディアスもよく歩いているのを見かけるらしい。
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上り始めて2~3分、「えっ、キツイ。これ無理じゃん?」って言うくらい急な山道へ。その時「ハイク」が「山登り」だということを知った。明日の筋肉痛を覚悟し、言葉数少なめにひたすら歩いた。だから15分も上ればこんな感じ。準備だけはは万全だった。気合いのトーレーニング・ウェア姿で。俺は時間があればホテルのジム使うので必ず持参している。しかし、水を持っていなかったのが災難だった。後ろには"HOLLYWOOD"サイン。
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オフロードを歩くこと30分。登頂!絶景!気分爽快!「来てよかった~!」って感じ。
ここからもハリウッド・サインやはるか彼方にはダウンタウンのビル群も・・・
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下りはまさに空中散歩って感じでこれまた爽快!!
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ところが、下っている途中、ダウンタウンが燃えているのを発見!
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「俺のオフィス大丈夫かな~?」と心配気だったバッキー。
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そしてメルローズのJamba Juice(ジャンバ・ジュース)へ。やっぱこのカッコはストリートのが合うね。しかもLAの。ストリートスナップもされてた。やっぱいくらLAでも目立つってことか?そしてフレッシュジュースで乾杯!見かけによらずヘルシーな俺等。
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そこへたまたまSYC FUKな仲間も登場!どこにも売っていないのに、結構着てる奴いるっていうのがLAっぽくてカッコいい。あれっ、後ろにいる日本人の女子はもしや歌手の・・・・
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夕方再びミート。途中フリーウェイで車に突っ込まれながらも何とか、LAX近くのGABORATORY(ガボラトリー)のショールームへ。実はバッキーはアメリカでGABOR(ガボール)のMD(マーケッティング・ディレクター)をやっている。そこで社長を紹介され、ガボールの今を聞いてきた。が、複雑すぎて結局あまり理解できなかった。

そして、この日は土曜日、サタデーナイト!ヘルシーだった朝とは一変。ハリウッドのナイトライフをご紹介。
まずはハリウッドで最も予約の取りにくいジャパーニーズレストラン、KOIへ。NHOIのボーカルDJやGABORATORYの営業のTAKAも合流。その後クラブをハシゴしつつ、最後はDJがマネジャーをやっているクラブSUGAR(シュガー)でラストまでクレイジーナイト!その後パリス・ヒルトンもいるというホームパーティーへ招かれたが、その後襲われた"風邪"の予感がし、あえなく帰宅。
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朝から晩までSYC FUKな一日だった。ハリウッドの街に似合うなーSYC FUC!
ちなみにこのジャケットは以前紹介したオールカスタムメイドのクリス・エンジェル・モデルと同じもの。
只今俺もオーダー中!
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初日のこの飛ばしすぎがたたり、これから4日間は毎夜12時間以上の睡眠を余儀なくさせられるほどの体調不良に襲われたのだった。

おわり。

2008年03月04日

出張レポート(第2の故郷LA編)最終回・・・アート&ギャング

前回語ったとおり、1月の出張は半ば風邪にやられ、仕事するので精一杯で取り立ててここに記すようなこともなく、最終日を迎えた。
最終日は体調も戻り、予定もなかったので、バッキーを誘ってちょうどこのときLAのMOCAで行われていた村上隆のショー、"MURAKAMI"へ行ってきた。
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ナントMOCAの中にLOUIS VUITTONのショップも登場しており、そこでしか買えない限定のアート作品もあった。「限定」と聞き、一瞬「・・・・」たちの悪い物欲魂に火がついた・・・しかし、良く考えれば自分は別にLVフリークもないので、とりあえず軽く拝んでそこは立ち去った。

その後、MOCAへ向かう途中、最終日ぎりぎりにようやく連絡のとれたCHAZ(チャズ)へ会いに行った。チャズが住んでいるのは、今も昔もまず用のない人はいく必要のない、ギャングのメッカ(?)EAST LA(イースト・LA)である。「近くに行ったら電話するね。」と言って、ダウンタウンを離れ、チャイナタウンを抜け、LAリバーを越え、EAST LAへと車を飛ばした。するとここでも、NYに続き俺のオンボロ携帯がなんと「圏外!」。自分の勘だけを頼りに何とか自力で探そうとしたが、見つからず。だんだん日が暮れ始め辺りはだんだん真っ暗に・・・住宅街には外灯もなく、ついにストリートサインや番地も見えなくなっってしまった。
そんな街中を真っ赤な新車のマスタング・カブリオレを駆るロンゲのJAPが目立たないわけもなく、要所要所に集っていた若者達からの熱い視線は間違いなく肌に突き刺さった。
しかし、「彼等に聞くしかないか?」と思い、意を決して車を止め・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

たりもしてみたが、そこは「急がば回れ。」ということわざを思い出し、公衆電話のありそうな大通りまで引き返した。
ちょっと明るめの大きな駐車場に車を止め、公衆電話を探し始めた。しかし、いくら歩いても電話ボックスはあるのに、肝心の電話がない・・・・・・「ナゼ?この辺てやっぱり・・・」・・・・・・しかも、誰に聞いても「I don't know.」・・・「何て不親切なんだよ。」と思いつつ、店に入って「お金払うから電話貸して。」って言っても誰も貸してくれない・・・・・しかもいくら歩いても日本人なんて一人も見かけない・・・・止めた車もガン見されてるし・・・・「俺は一体ど~ずりゃい~んだっ~?」
とほぼ半泣き状態のところ、銀行を見つけ、ようやく一安心。しかし、「ええええええぇえ~っ?」銀行にも公衆電話がないぃ~!!!が、何とかそこで働いていたセキュリティーのおばちゃんから情報を聞き出し、ようやくそこから100m先に発見!
なんだかんだそれまで1時間、ようやくチャズに電話をかけたら、とても心配していてくれたらしく、「今から5分で迎えに行くよ。ところで、車はどこ止めたんだ?」と聞かれ、「銀行の横の・・・・」すると、「そこは危ないから、早く戻って車を通りに止めておきなさい。」だと・・・・「え”え”え”っ~!」そしてダッシュ・・・
それからすぐにチャズは俺を迎えに来てくれ、「腹減ってないか?飯でも行こうか?」と。俺は言われるがまま車を路上に止め、チャズの車に乗り込んだ。そしてまず、「ほんとに路駐でいいの?」と尋ねると、「駐車場より通りの方が人目があるだろ?しかし、あんな目立つ新車の真っ赤なスポーツカーで来るとはな・・・ハハハハハ」と笑われた。
そして、普通では聞けないチャズのEAST LAのギャング・ナビゲーションが始まった。
「Reservoi Dogs(レザボア・ドッグス)って映画見たことあるか?ギャングのメンバーの一人(PINK)が車奪うシーンあるだろ?今お前が車を止めたところは、まさにそこだよ。」から始まり、「さっき、地元のギャングの奴から電話があって、今から会いに言っていいか・・・」とか、「ここは、Cypress Hill(サイプレス・ヒル)って言って、ギャングがめちゃくちゃ多いエリアで・・・・」。
そんな話を聞きながら真っ暗な道を20分、街外れにあるチャズの行きつけのメキシカン・レストランへと案内してくれた。「街外れ」とは言え、さっきまでの不安と心細さは吹き飛び、うまいメキシカン料理を安心して堪能してきた。
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それから、この前日本にも一緒に来た奥さんの待つチャズの自宅へと招かれた。そこは俺が道に迷って2~3度通過した場所にあり、見つけられなかったのは俺の単なる住所の聞き間違いだったことが分かった。そして、アトリエや今進行中の仕事を見せてもらい、心ゆくまで話した後、無事帰路に着いたのだった。
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”アート&ギャング”こんなエキサイティングな人生を送れている俺って何て幸せなんだろう。
でも、やっぱ日本て平和だな~。・・・・そしてもちろん帰国後俺はすぐにTSUTAYAへ直行したのは言うまでもない。

以上、遅ればせながら綴った出張レポートはこれにて終了!

PS
多くの方からお問い合わせいただいていた前回チャズが店に置いて行ってくれた絵は、来日の際にお世話になった人達向けに12枚だけスプレーで描かれたステンシル画で、題して"What're U looking at? (お前等何見てんだよ?)" つまり、 「おめ~ら見てんじゃねーよ!」ということだった。
まさに「THE 俺の気持ち in EAST LA」を代弁した一枚で、帰国後更に愛着が増したのも言うまでもなかろう・・・
そして、レザボア・ドッグス、よかったら改めて是非。今見てもなかなかイケてる。

2008年03月06日

只今来日中!

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そう、俺とハリウッドで山登りしたBUCKY(バッキー)。

昨夜、青山のVelours(ベロア)で行われたPuerta Del Sol(プエルタ・デル・ソル)主催のパーティーにて東京スカパラダイスオーケストラの谷中さんと。
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今回彼が何をしに来たかはまた後日。

2008年03月07日

SYC FUK旋風上陸!!

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ha ha ha ha ha ha ha!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


一昨日、原宿の地下ではこんなことになっていた。


BUCKYからの招待で、彼等がNYから連れてきたバンド、MSIこと、Mindless Self Indulgence(マインド・セルフ・インダルジェンス)のライブを見に原宿アストロホールへ行って来た。このバンド、日本を除く世界中ではもうすでにかなりの人気で、3/5の日本でアルバムのリリースのプロモーションの為の来日だった。

当日の呼びかけにも関わらず、魔裟斗夫妻、Wheeler Dealerというブランドをやっている盟友KUBOKKI 、そしてこれまた偶然が偶然を呼んだ、"it's a small world"な関係で、たまたま俺とBUCKYの共通の友人でエリートモデルのRIEとその友達・・・大勢で盛り上がってきた。
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楽屋でメンバーや主催者達と記念撮影したり、
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SYC FUK(シック・ファック)のファッションショーしたり・・・楽屋中がSYC FUK一色に!!
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実は、俺と魔裟斗はクリス・エンジェルが着ていたのを見て、前々からジャケットを頼んでいて、それを持ってきてくれたのだった。
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クリス・エンジェルについては、以下12月のアーカイブページにも載っている。
http://micweb.jp/moto/2007/12/

最初はそのフィッティングをするだけだったのだが、女子達も「これかわいー!!」ということになり・・・・こんなことに。
しかし、あいにく2人の好みとサイズがぴったりマッチしてしまい、残念ながら2着のうち1着は彼が持ち帰ることに・・・・が、しか~し・・・・彼はまだ来週一杯東京にいる・・・・ということで、そのうちの1着をその間ミックで預かることに決定!!

明日、3月9日(日)、そうミックの日から店頭に出します。限定1着につき、早い者勝ちです。
価格は今回だけの大特価、249,900円(税込み)。
俺は身長175cm、64kg。だから、それ以上の体格の持ち主の方、是非ともご検討ください。日本ではまだ魔裟斗が持っているのとこの1着だけの超貴重品!

そうでなくとも、なかなか見れるものではないので、一見の価値大あり!!
で、それは、こんな感じ。
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魔裟斗とクリス・エンジェルのはダメージ加工された"Destroyed"仕様で、こちらはよりブラックが引き立つクリーンな仕上げに。素材はレザーとデニムの切り替えしで、胸にはトレードマークの直径4cm大のシルバー925製のボタンが2つ付いている。
クリス・エンジェルは今年夏からのラスベガスでの長期のマジックショー契約も決まり、アメリカでは目下注目の的。
そんな彼と魔裟斗、この2人がただ同じジャケットを着ているだけでなく、いつか並んで登場、なんてこともあっちゃったりしたら、おもしろいなーと・・・最近意外なことが多く起こるので、絶対ないとは言えんだろう・・・

このときのことは、ひと足早く(って俺がおせーのか?)魔裟斗のブログでも取り上げられています。
俺もとうとう魔裟斗ブログにデビューしたので、是非ともチャックよろしく。
http://ameblo.jp/masato/

じゃ、今日もこれからBUCKYと土曜の夜の街へと繰り出してきます。
この週末の出来事は後日・・・・


2008年03月18日

このブログを読み続けてこられた方へ・・・

このブログを読み続けてこられた方へ、質問です。

「偶然」ってこんなにあるものなのだろうか・・・・?

これまでにも「偶然」やら「運命」やら書き綴ってきたが、またしても偶然が・・・

前回「今夜もこれからシック・ファック最終戦へ!」
と綴った直後、車を駆り、渋谷のスクランブルでバッキーをピック・アップ。

その後最後の晩餐へと向かう途中、ジョンズ・クロージングの前を通り過ぎる時、
「ここがジョンズだよ!」と言ったら、「見たい!」というので、閉店時間を少し回っていたが、
急ブレーキをかけちょうど空いていた駐車スペースへ車を止め、降車。
先に車から降りたバッキーが誰かと立ち話をしていた。
何とレッド・ライスと!
しかも、先日のブログでも書いた彼のチームメイトTOKIOの長瀬智也も隣に。
彼とは共通の友人も多く、行きつけの店や美容室も同じなので、面識もあったのだが、
何せブログに書いた直後にいきなりKONG'Sのチームジャンパーを着た2人の登場にともかく驚いた。
彼等はちょうどバックドロップのリニューアル・オープンに駆けつけていたのだった。

あまりの驚きと急いでいたのとで、バッキーを紹介するので精一杯で写真は撮り忘れた。

その後ジョンズへ立ち寄り、最後の晩餐へ。
実は先々週から続いた連日連夜の飲みに互いに疲れ切っており、
しかもバッキーは風邪もひいてしまっていたので、とりあえず飯だけ・・・
そこで車も止められる青山の「まい泉」へ。
カレー通の間では「カレー屋のカツカレーかかつ屋のカツカレーか・・・」
なんて話もあり、賛否両論あるものの、俺は「まい泉」のカツカレーが大好きだ。
ということで、カツカレー好きのバッキーを滞在中にどうしても連れてきたかった。
結果は・・・・
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Thank you for taking me to the restaurant....it's really good!
(このレストランへ連れてきてくれてありがとう。本当に美味しかった!)

ただ、一番食べさせたかったのは実はランチの「限定カツカレー」だった。
昼休みやデート中に食べるにはちょっと玉ネギの風味が強烈すぎてあまり勧められないが、カツカレー好きな人は是非休みの日にチャレンジしてみて欲しい。とにかくウマイ。
なので、俺はランチで立ち寄るときにはもう1種類の、「ひと口ひれカツカレー」をよく食す。

カツカレーのことはこれくらいにして、
実はバッキーとはもっと信じられないような偶然も・・・

おそらくこれはご覧になられた方の方が少ないのでは?
少なくともバッキーはアメリカではこれまでに自分のもの以外は見たことはないと、超驚いていた。
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見よ!この一直線の頭脳線を!!
「手」に「て」と書いてあり・・・これは聞くところによると100人に1人いるかいないかで・・・故豊臣秀吉もこの手相を持っていたという・・・
豊臣秀吉が大好きで、俺と同じ手相を持っていた故俺の親父がよく言っていた。

そんな、「もしや前世も同じでは?」とさえも思える仲間バッキーは、日曜日に12日間の滞在にピリオドを打ち、ハリウッドへと帰って行った。

そして・・・・
俺も昨日からとうとうシック・ファック!!
喉が痛ぇ~!!!!!だるぅ~っ!!!
今日はもう帰って寝よう。


2008年05月11日

近況報告

近況報告いたします。


16日も空けてしまっているので。


その間、
友人、知人、お客さん・・・
多くの人から
「最近どうしたんですか?」
って・・・・

ただホントに
忙しいだけ。
ブログ書く暇
あったら、
「仕事せーっ!」
って感じな毎日。
今も尚なのだが・・・
だからこうして
日曜日まで
会社来て
仕事してる。
「ひと段落」
なんて、
俺には無縁の日々。

今俺、
久々に新プロジェクト
とりかかってる。

昔は
毎年イベントやったり、
2年に1回
くらいのペースで
店出したり、
ギャラリーやったり、
いつも新しいことに
チャレンジしていた。
しかし、ここ数年
ちょっとまったり気味
だったような・・・
「歳」のせいなのか・・・?
人間「守り」に入ってしまっては
おしまいだ。
特にトップに立つ者としては。

そこで、
去年から温めていたこと、
温めすぎて腐っちゃう前に
やんないと・・・
ということで、
重くて痛い腰持ち上げて、
ようやく始動しようかと・・・

5/20(火)
松本元治
やっちゃいます。

俺にしかできないこと。
俺だからできること。

やっちゃいます。


そんなんで、
ここ最近は
普段に輪をかけて
「社交」もシャットアウトし、
引き篭もっておりました。

なので、
これといった
楽しい写真もございませんが、
とりあえず、
ミーティング風景やら
週末ふらっと出かけた先での
ショットを数枚掲載します。

GW明けの水曜日のミーティングにて。
080507_meeting.jpg
左より、
只今一緒に新プロジェクトをたくらんでいる
acutecute(アキュートキュート)の2人組み。
この2人にピンと来た人、
貴方はかなりのミック通です。
彼らについてはまた後日。
で、俺の隣は
この日また
「ガボール見せてください」
って遊びに来た
湘南乃風、レッド・ライス。
何だかんだ
4時間はいたよーな?
両手に持っているのは
もちろんクリスタル・スカル。
レッドなだけに
赤い方をゲット!
080507_red%20rice.jpg

金曜日、帰りがけに
「生でも1杯」と思い、
いつもの店にふらっと立ち寄ったら、
後輩モトキの「ちょっとだけ付き合ってください」
に押し流され、青山のベロアへ。
そこではこの時以来の久々の悪夢を!
       ↓
http://micweb.jp/moto/2007/10/

080510_hama%26motokatsu.jpg
そう、マッドカプセルのモトカツ君に襲われた。
左は長~い付き合いのロアーの浜ちゃん。
皆今年40歳を迎える同世代仲間。

そして、昨夜も
「生でも1杯」と思い、
またふらっと立ち寄ったいつもの店。
カウンターで一人飲み始めると、
MASAさんが超ハイテンションで登場!
それからは、
シャンパン、テキーラ、ニコラシカ・・・
そして、
「ちょっとだけ家飲みしない」
に押し流され・・・
またも朝帰り。

でも、お陰で
こんな貴重なもの
拝ませてもらいました。
イームス×LV
080510_eams.jpg

溜まっていた「ストレス」は
解消されたものの、
代わりに「疲れ」が・・・・
でも、これも
バランスなのだろーか?


ではまた仕事続けます。


2008年06月12日

大事件勃発!!

大事件勃発!!

3日目の
ジョン・ハーディーのパーティー終了後、
街へ出て買い物でもしようかと
WYNNのロビーを歩いていると、
「MOTOさ~ん!」
と手を振って駆け寄ってきた女性が・・
前日出会った
mimi so(ミミ・ソー)のバイスプレジデント、
かおりちゃんだった。

事件はその後勃発した!!


「ないっ!」


「携帯が・・・」

「今回こそ」
とようやく出発前日に買い替え、
初めて日本の携帯を持ち出した矢先のことだった。


WYNN(ウィン)のラウンジで
mimi so(ミミ・ソー)チームと合流し、
軽く飲んだ後、
誘われるがままにPALMS(パームス)の
MOON(クラブ)へと移動・・・・
16_palms.jpg

美女3人連れて浮かれてたのか、
ただ疲れていたのか・・・
タクシー乗った瞬間、
「あれっ?」
さっきまで確かにポケットに
入れていたはずの携帯が・・・・


ということで、
美女3人PALMSで下ろし、
一人WYNNへ逆戻り。
そこはアメリカ、
ほぼ、諦め・・・
ささやかな期待を抱きつつ、
元座っていた場所へ。

そこには既にアメリカ人の
男女4人組が、

*俺
「Excuse me (失礼)......」

*相手
「Ecuse YOU! (失礼だな)」

*リピート


ha........? (初めて言われた言葉だったから・・・)



「EXCUSE ME (し・つ・れ・い)......」
相手
「Ecuse YOU! F○UK U! (失礼だぞ。○ック・ユー」


むかっ~!!

・・・・・・


でも確かに、焦っていた俺、
それどころじゃないし、
「ちょっと失礼だったかな?」
とも判断し、とりあえず誤り、
一件落着・・・

じゃない、
携帯探さねば。


これまた偶然
隣にたまたま座っていた
俺の知人達も 
ソファーめくり上げて
一緒に探してくれたが、
見つからず・・・


結局
セキュリティーへ
紛失届け。


しかし、
さすがWYNN
徹底した対応だった。
そこにささやかな期待を抱きつつ、
もう誰とも連絡の取れなくなった
先行く不安に落胆しつつ、
最後の可能性にかけ、
タクシー乗り場へ・・・

すると、
遠くから黒人ポーターが
俺を見つけ、
「Welcome back!!(よく戻ったな!)」


思わずそのポーター抱きしめたよ、マジで。


その後、
無事PALMSのクラブで皆と合流し、
楽しいひと時を過ごしました。
15_mimi.jpg

めでたしめでたし。


ところで、ミミ・ソーって知ってる?

去年まで伊勢丹や三越なんかにも
店を構えていた
ハイジュエリーのブランド。
俺の友達には大ファンもいたのに・・・
アメリカでの認知度も相当なものなんだけどね・・・

これだけ若い子が
高級品持ち歩いている
裕福そうな国なのになぁ~
なんで、
皆がみんな限られたブランドにしか
金出さないんだろう???
まあ、それがブランドビジネスの
戦略なんだろうけど。

世界中には
いいブランドやデザイナー
一杯いるのに・・・
結局、
「安心」とか「見栄」とかを
金出して手に入れたいってことか???
裕福どころか心貧しすぎじゃないだろうか、
日本人って・・・・


2008年06月13日

13日の金曜日

20_tw.jpg

13日の金曜日だね、
今日は・・・
関係ないけど。
これ、
トラのショップに
飾ってあったオブジェの1つ・・・


6月2日(月)

ベガスの空港で、
必ずホットサンドを買う
売店のおばちゃんに、

「あーら、元気?よく来るわね~」

なんて、言われつつ・・・

朝いち、
不眠のまま、
6時20分発の便で
ベガスを発ち、LAへ向かった。
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9時半の
TRAVIS(トラヴィス)とのアポまで
だいぶ時間があったので、
例のヤツ・・・

20_macshake.jpg


そう、マック・シェーク

ストロベリー味
アメリカのは
い~感じに果肉入ってんだよね。

をゲットして
近くのベニスビーチへ。
20_venice.jpg
ここはトラのショップから車で10分位。

以下、この日のスケジュールを
時間帯別に・・・

9:30-11:30
トラヴィスのショップ
22_tw.jpg23_tw.jpg24_tw.jpg25_tw.jpg

にて、

新作を見つつ打ち合わせ。
 ↓
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11:30-17:00
リサーチと言う名目の
買い物へ・・・

まずは
サンタモニカの
Fred Segal(フレッド・シーガル)
をチェック。

その後
フリーウェイ10を
東にかっ飛ばして、
ビバリーヒルズへ。

まずは
これまた行きつけの
そば屋(MISHIMA)で
カツ丼食べてパワーをつけつつ、

バーニーズ、
ロデオドライブ周辺、
マックスフィールド
and more...........
を一気にチェック

したものの、

寝不足で
ふらふらで、
ぜんぜんテンションも上がらず、
まだ行きたい店は多数あれど・・・

もう限界、

ということで、


17:30
俺の常宿
スタンダード・ハリウッドに
チェックイン!

部屋に行くと、
間もなく宛てのない
ルームサービスが???
30_standard_1.jpg

マネージャーから・・・
今まで
もう何十泊もしたが、
こんなの初めて・・・
嬉しくて、
バルコニーから
ハリウッドの眺めをつまみに
とりあえず一気
&一息

その後訪れる
ハードコアな
夜の部に備えて・・・

20:45
BUCKY登場!!!

湘南乃風
レッド・ライス
から頼まれていた
カスタム・ジャケット
31_bucky.jpg


31_RED.jpg
     ↑
  ちなみに帰国翌日


と、


お待たせしました!!


SYC FUK(シック・ファック)
のレディースライン、


SYC FUK GIRLS(シック・ファック・ガールズ)

の新作のTシャツ
32_bucky.jpg

を持ってきてくれた。

これは明日(14日)から
ミック恵比寿で発売する!!

詳しくはショップのブログを・・・
http://micweb.jp/blog/


その後、
夜の部がはじまった・・・


まずは、
ハリウッドに
今春オープンしたばかりの
NOBU(ノブ)、
NOBU LOS ANGELESへ。
そこで、
友人のDJ他、
シック・ファックな仲間で
シック・ファックな
お食事会・・・
33_syc%20fuk.jpg

この夜何人も紹介された
SYC FUK GIRLの一人目、
日本酒がぶ飲みしてた
Marisa
34_syc%20fuk.jpg

外へ出て
お決まりのポーズで・・・
シック・ファック!
35_syc%20fuk.jpg

それから、
クラブへ移動して
シック・ファック!!
36_syc%20fuk.jpg


その後、
仲間の家へ・・・


しかし、
ソファーで
寝てた俺・・・・


結局、
この日も
ろくに睡眠とれぬまま、
朝10時から
ショップ巡りし、
2時40分発の
飛行機で東京へ・・・


初の
1泊2日のLA、
楽しかったけど、
マジ、疲れた・・・・


以上、
今回の旅紀行、
これにて終了!!

2008年08月19日

日本初上陸!!

日本初上陸!!

FROM

Bevery Hills

RFG.jpg


logo.jpg


ロンダ・フェイバー・グリーン


と読む。


やっと


声に出して


言える。


LADDICT(ラディクト)


初の大仕事!


そして、


我社にとっては


久々発信する


女性デザイナー・・・・


都合により、


正式発売は


まだちょい先ですが、


8月23日(土)発売の


マンスリー・エム


で初お披露目します。



ミック恵比寿でも


ひと足先に


先行受注


始めます。


出合って


から


15ヶ月、


構想から


約10ヶ月


にして、


ようやく


リリース。


まあ、


順調な


方では


ないかと・・・


これから


どう


育ってゆくか


楽しみな



期待の


新星!


2008年


8月23日


日本の


ジュエリー史に


また


新たな


歴史が


刻まれる。

2008年08月23日

今年のモテジュエリー No1

今年のモテジュエリー No1

になるのではないかと・・・

ロンダ・フェイバー・グリーン

ブラック・スパイダー・チャーム
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「えっ、

黒い

クモが?」


ならば

18KPG
x
ピンクサファイア

でできた

ピンク・スパイダー・チャーム
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もいます・・・


そういう問題でも

ないと思うけど、

見てください

この繊細さ。

足までダイヤが・・

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実は

この

クモに

やられた

のでした。

実際

もう既に

俺の回りの

モテ男達も

にぎわせている。

もちろん

それだけではなく・・・

彼女の

顧客リストには

パリス・ヒルトン

ニコール・リッチー

等が名を連ね、

今後

彼女達の

着用アイテムも

入荷予定!


そして、

今回

ミックで

初の

日本発売

を行うに当たり、

つくり上げた

コレクションは、


18K
ホワイト・ゴールド
×
ブラックメッキ

ブラックダイヤ

という

組み合わせを

使ったり、

まさに

(「女性デザイナーらしい繊細さ」
+「ミックらしい男らしさ」)
÷2

と、

ハリウッド
×
東京
÷

が生み出した

ラグジュアリーで

ジェンダーレスな

「アガル」

モテジュエリー。


ローリー・ロドキン

以来

12年ぶりの

逸材

の発掘

ではないかと・・・


能書きは

これくらいにして、


そのコレクションが

昨晩

以下ページに

UPしたので、

是非とも

ご覧下さい。


まずはより詳しい能書きから

↓   ↓   ↓   ↓   ↓

http://www.micworld.com/brands/rhonda_faber_green/

2008年10月10日

9月のLA ~第一話~

9月のLA ~第一話~
順番狂ってしまったが、
先週はいろんなことが立て続けに起きたので、
仕方がない。


とは言え、
1月の出張レポートは、
ナント39日遅れだった。

それから考えれば、
帰国後まだ11日ならOKかな?

とりあえず、
今回会ってきた
ジュエリー・デザイナー達を
近況報告かね、
立て続けに紹介する。


REID(リード)

reid.jpg


「納期」よりも「品質」?

明日までの約束のオーダーが

まだ仕上がっておらず、

俺と話しながらもずっと

手を休めることなく働いていた。

reid_2.jpg


相変わらず、

「欲しくてもなかなか買えない」

ブランド、REID MFGは健在。

これ以上ないほどの

相変わらず丁寧な仕事っぷり故

なので、何卒ご理解を。

彼の仕事ぶりを見るといつも思う。

REID MFGを手に入れた人は

本当に幸せだな、と。

理由はここに。

http://micweb.jp/moto/reid_mfg/

あと、

こういうの見ると、

「その分新作作れよー!」

とか、以前は思っちゃっていたもんだが、

最近はだいぶ慣れた。

たまには

こんな寄り道も

しかたないか、と・・・

reid_r.jpg

「何か?」

俺も分からん。


Rhonda Faber Green(ロンダ・フェイバー・グリーン)
と、その息子(ブライアン)&お姉さん(レニー)さんと、
ビバリー・ヒルズのレストランでランチミーティング。

rfg%20lunch.jpg

いよいよ明日からミックで正式発売開始。

「日本にはまだこれ1つ。」

という「初モノ」ばかりなので、

「縁起担ぎ?」にもどうぞ。

パリス・ヒルトン着用モデル
Diamond%20Crown%20Pdt%20on%20Paris.jpg

はもちろんのこと、

ミック別注、イエローゴールド版も

明日、店頭に並びます。


Mitchell Binder(ミッチェル・バインダー)
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シルバー好きなら誰でも知ってるはず、

そう、Mr.King Baby(キング・ベイビー)。

おそらく、近年西海岸ジュエリーブランド界で

最も成功を納めたに違いない人物。


ようやく、

長~い友人関係に

ピリオドを打ち、

ついにパートナーに。

がっちり、やるぜ~、

とうとう、ミックでも。

ハ、ハ、ハ、ハ、

ナンチャッテ。

前から、「一回遊びに来い。」って

言われてたから、

今回初訪問してきただけ。


Travis Walker(トラヴィス・ワーカー)

は、朝10時半にLAX到着後、

直行して会いに行ったので、

まだ頭切り替わっていなかったのと、

昼に用意してくれたブリトーのあまりのデカさと、

tw_bri.jpg

予期していなかった、更なる新作のカッコ良さ、
tw_new_1.jpg

にやられ、トラの腕借りて、

tw.jpg

こんなカットは撮ったものの、

彼自身を撮るの忘れた。


ちなみにこのブレス、

何だか初期の頃の風合いというか、

彼やビルと出会った12年前の頃の

マリブ・スタイルを髣髴させる

何とも言えない、

そしてたぶん俺にしかわからない、

オールド・スクール感

が漂っていて、

かなり、イケてた。

俺も只今購入検討中の品!


ついでに、ここで緊急告知!

このブレス含む、

俺が現地でスクープしてきた

その他新作も、オーダー可です。

興味ある人はミックまでお問い合わせを!


以上、第一話でした。

つづく・・・・


2008年10月17日

9月のLA ~最終章~ シック・ファック・ナイト

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Happy Holloween!!!!!


まだ早いか?

9月のLA ~最終章~ シック・ファック・ナイト


もちろん
この旅の記録を
締めくくるのは、

この旅の
メインイベント、

SYC FUK NIGHT!!

BUCKY初のファッションショーが、

9月26日金曜日
ハリウッドのクラブ、
the Avalon (アヴァロン)で
行われた。


ショーの模様は
既にutube貼り付けたとおり。


で、
今日は
ここでしか見れない
オフショットの数々を!!


で、
この怪物(?)が
バックステージの主人公、


FERNANDO APODACA
フェルナンド・アポダカ


何たって、
楽屋でメイクしてたから、
てっきり俺は
ショーに出るものだと思っていた。

しかし、出ない。


しかも、

メイク中に、

「Hi! I've met U in VEGAS.Do you remember me?」
fernando_0.jpg

って、

振り向かれても・・・・

「わっかるわけ、ねーだろー!」

しかも、
いつになっても俺の近くにいるから、
油断してたら、
急にショーが始まって、
タイミング逃してしまった。


「えっ、出ないの?」

って聞いたら、

「俺は出ないよ。」

だと。

とにかく、

一番目立ってた。


ステージ上では、

もちろんRIE
rie_face.jpg

だったが、


オフ・ステージでは、

彼が気になって仕方がなかった。

だから、
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こうして、
fernando_4.jpg

路上で
ホットドック食ってる時も、
fernando_2.jpg

追い続け、


挙句の果てに、

運転までするとは・・・

fernando_7.jpg

思わず、
「おーい、捕まんねーのかよ!」
って叫んだよ。


まー、

アメリカっぽいね。

ハリウッドっぽいね。


で、2時で酒が飲めなくなる
ハリウッドなだけに、

彼の運転する車で、
次なるパーティー会場へ。

もちろん、家飲み。


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ちなみに俺の右隣の彼(名前忘れた)、
SATCのテレビ版(シーズン6?)に出てるとか・・・
分かる人いるかな?


で、

家飲みとなれば、

そりゃあもう、

リラックス。


メイクも落とすでしょ~!

正体は・・・・


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かなりのイケメン。

業界では有名な
アート・ディレクター
だとか。

パール・ジャムの
「ライフ・ウェイステッド」のPVも、
http://www.barks.jp/watch/?id=1000014886

バッキーの
この背中の
ブロンズ製のスパイダーも、
bucky%27s%20back.jpg

彼の作品だとか。

そして、ナント、

この日バッキーが着ていた

Tシャツ(バッキーは袖ちぎってる)が、
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明日よりミックで発売開始!


同時にレデイースには、

Tシャツの他、

パーカーも登場!!

全て1点もの&少数につき、

気になった人は、

急いでください!

更に、

この前魔裟斗が世界一になった日、

バッキーがお祝いにプレゼントし、

チャンピオンベルトとコーディネートされた、

ハリウッドの金メダル(素材は銀だけど)

SYC FUK メダリオンも

発売が決定!

詳しくは、以下をご覧下さい。

http://micweb.jp/blog/


それと、もう1つお知らせが。

昨日から、ヤフオク始めました。

mic_premium

という名前どおり、

俺の視点で見たレアモノを、

ガンガンUPして行きます(予定)

第一回目となる今回は、

このLA出張でゲットしてきたものより、

マリブ地域ののローカル情報満載の、

ローカルマガジン

まんま、

Malibu MAGAZINE 8/9月号

に、

ナント、


REID(リード)のサイン付き。


500円スタートから

既に破格の値段まで上がってしまっていますが、

まあ、それなりに貴重なものなんで、

お好きな方は是非参加してみては。

http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d86070516


以上でLAレポート終了!!

2008年11月22日

11月のLA ~マイ シック・ファック ジャケット編~

11月のLA ~マイ シック・ファック ジャケット編~
my%20skull.jpg
       ↑
   my SYC FUK SKULL

     そして、
     念願の
 my SYC FUK JACKET
       ↓
b%20has%20m%27s%20jacket.jpg

ダウンタウンのバッキーのアトリエでのメイキング・カット
b%20making.jpg

ここへは滞在中、
パーフェクト・フィットを目指し、
2回もフィッティングへ通った。


ちなみに彼のジャケットは
こんな人たちも着ている。

もちろん一番の愛好家は、
イケ面マジシャンのクリス・エンジェル。
criss%20a.jpg


ミュージシャンなら・・・

バックチェリーのボーカル、ジョシュ・トッド
Josh%20Todd%20.jpg

パパローチのボーカル、ジャコビー・ジャディックス
jacoby.jpg

スリップノットとストーンサワーのボーカル、コリィ・テイラー
corey%20taylor_1.jpg


Tシャツだけど、

ハロウィンの日、

マリリン・マンソンも・・・

m.mannson.jpg


着々と地固めしていってるね~。


レザジャケも作成中!
スティングレー(エイ)革製の
シック・ファック・スカルが超インパクト!!
rayskull.jpg


そこでお知らせ!!

my%20jake.jpg

俺のこのジャケット、

着る前にお披露目します。

今日から3日間だけ、

店に置いておきます。

見たい人、

着てみたい人、

是非ともご来店を。

「超」が付くほどの

フルカスタム仕様。

で、
「俺も欲し~っ!」
って人いれば、
オーダーも可!!


つい先程、
ミックのブログ、MIC NEWSに、
最新情報書き込みました。
こことはちがうネタなので、
そちらも是非!!

http://micweb.jp/news/2008/11/post_1.html

2008年11月25日

11月のLA ~これぞハリウッド編~

11月のLA ~これぞハリウッド編~

常々言っている

俺の「引き」の強さ。

とうとうこんな人達まで

引き寄せてしまった(?)


今回の旅の

クライマックス

ともなった一夜。(13日)

@NOBU LOS ANGELES

nobu.jpg

手前から
BUCKY、RIED、俺、RIE、AYA。

いつものメンツ????

ここまでは・・・・


よーく、目を凝らしてみると、

David Beckham (デイヴィッド・ベッカム)の後頭部が。

Victria Beckham (ヴィクトリア・ベッカム)の左手が。

Marc Jacobs (マーク・ジェイコブス)の目が。

そしてナント、


その隣の卓には、


全く写っていないが、


Madonna (マドンナ)が。


個室でもなく、

我々一般人と同じ

普通のフロアーで

こんなスーパースター達が

普通に飯食ってる。

日本じゃ絶対に見れんよな~

こんな光景は。

ちなみにベッカムとは、

ちょっとしたきっかけで

少しだけ話させてもらった。


とてもフレンドリーに接してくれて、

ありがと~。


で、店の外にでれば、

これまで見たこともないほどの

パパラッチの数!


このときの様子ここで見れるよ。

http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/showbiz/bizarre/article1932085.ece

以上で、
今回の出張レポート終了!!


なんだか遊びに行ったみたいだけど、

昨日のことも、今日のことも、

全てアフターワークの

夜の出来事なので、

あしからず。

2008年12月02日

本日シャグ大放出!!

本日シャグ大放出!!


俺の家の中には、

いたる所に

シャグの絵がある。


ダイニング、リビング、階段、廊下・・・


これはお気に入りの一角。
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日本で行われた2度の
ショープリント。

右は
日本初、
2001年11月、
今はなきフミヤート・ギャラリーで行われた個展、
”Dangerous Women”のプリント。

左は
2003年3月、
中目黒のスペースフォースで行われた
”Music After Midnight”のプリント。


どちらも藤井フミヤさんの運営するギャラリー。


で、隣にはその原画。
2mam.jpg

個展の時、
既に1枚購入を決めていたにも関わらず、
フミヤさんの煽りで、
初の「大人買い」に臨んだもの。

で、この分身(プリント)を
まだ数枚所有しているので、
本日ヤフオクに超低価格からの
スタートで出品しました。


こんなのとかも。
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2002年4月にリリースされた
ursula1000(ウルトラ ワンサウザンド)
のアルバム
"kinda' kinky"(カインダ キンキー)
表、裏、中
全てがシャグだった。

kinda%27kinky.jpg


ursula1000は
これがきっかけで
聞くようになったアーティスト。

ディオール、プラダ、イッセイミヤケ、ディーゼル、H&M・・・
等多くのファッションブランドのショーでプレイしてたり、
Sex and the Cityにも参加していたり、
ともかくNYラウンジ界のセレブDJ。
故にPVもなかなかオシャレっす。

http://jp.youtube.com/watch?v=1nb7zl2ZUyI


まーそんなわけで、
SHAG、
気になっている人、
是非この機会にゲットしてみては?


http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/mic_premium

2009年02月13日

2009年2月のLA ~Bom of the Year~

2009年2月のLA ~Bom of the Year~

虹をくぐって、
向かった先、

0902_hw%20sign.jpg
 ↑ これは前日の写真。車を置いて歩いて真下まで近づいたが、この直後土砂降り・・・


去年の1月から
この真下で
企んできたことが、
とうとう形になった。

出会ってから丸4年。
それからは同じ業界にいながら、
一度も交わることもなく、
すれ違うこともなかった相手だが・・・・

出会ってみれば、

年齢も、

会社を始めた年(1990年)も、

この日履いていたブーツ(レッドウィング)も、

redwing.jpg            
    ↑ できたてホヤホヤの新作のリングをトッピングして。


それを買ったタイミングまでもが、

同じ奴。


以前、

こんな偶然が起きたのもここ。(その2参照)


http://micweb.jp/moto/2008/10/laits_a_small_world.html


そんな2人が、

初の黒人大統領が誕生した

2009年に、

引き合い、

「YES WE CAN!」

と、

互いの

持ち前

と、

持ち味

掛け合わせ、

ついに手を組み、

歩き始めることになった。

近日発表予定!!

「今年の爆弾」


どころか、


今世紀最後の勝負になるかも・・・


もっとも、


22世紀までは生きておらんが・・・


まあ、

それぐらい気合い入ってるってこと。

どれぐらいカッコいいかって言うと、


これがブーツの上に乗っかっていたリング。



世界初公開!!



rst%20.jpg


2009年02月16日

バレンタインは日本一のディーバとともに

バレンタインは

日本一のディーバとともに、

女子4人に囲まれて、

過ごした・・・


すみません、

言い過ぎました。


女子4人と

日本一のディーバを

見に行ってきた。


そう、

安室奈美恵。


bft.jpg


ここ最近

安室奈美恵漬け

だったのは、

その為だった。

これも

安室奈美恵

が好きな

我社スタッフから、

「チケット取れませんか?」

の問いかけが発端に。


安室奈美恵

という、

スーパー・ディーバと

同じ時代に生き、

仕事で関わりを

持ててるわけだから、

そりゃあ

チャンスがあれば

一度くらいは

生アムロナミエを

拝んどかなきゃ・・・

そこで、

俺と

安室奈美恵を

繋いでくれた

スタイリスト

KPこと宮澤敬子

とともに、

初ナマアムロ

を見に

行ってきた。


BEST FICTION TOUR
@
国立代々木競技場第一体育館


しかも、

額に滴る汗も

見えるほどの、

ステージ真横で。


カワイかった。

そして、

カッコよかった。

事前情報通り、

MCは、

来場のお礼

メンバー紹介

だけ。


それ以外は、

2時間10分、

ほぼ休みもなく、

歌って、踊りまくり。


そんな

凄いスタミナ

にも驚いたが、

「歌」と「踊り」

だけで勝負し、

ファンを魅了している

日本一のディーバの

「潔さ」

にも

感銘を受けた。

先日新聞で見たばかりだが、

3、4月には

追追加公演も決まったよう。


未体験の人は、

是非とも行ってみては・・・

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